「一般社団法人フリーランス支援組合」への加入を検討しているフリーランスのあなたへ。
本記事では、組合の詳しい事業内容から、フリーランス賠償責任保険や所得補償といった手厚いメリット、そして年会費などのデメリットまで、専門家の視点で徹底的に解説します。
さらに、X(旧Twitter)などで見られるリアルな評判・口コミも公平に紹介。
この記事を最後まで読めば、組合のサービスが本当に自分に必要なのか、年会費に見合う価値があるのかを客観的に判断できるようになります。
一般社団法人フリーランス支援組合とは
一般社団法人フリーランス支援組合は、特定の企業や組織に属さずに働くフリーランスや個人事業主が直面する、不安定な収入、社会的信用の低さ、保障の欠如といった様々な課題を解決するために設立された団体です。
独立して働くプロフェッショナルたちが、会社員と遜色ない環境で安心して事業に集中できるよう、多角的な支援を提供することを目的としています。
フリーランスという働き方が多様化する現代において、個々人が抱えるリスクを軽減し、経済的・社会的な基盤を安定させるためのセーフティネットとしての役割を担っています。
組合の概要と目的
当組合は、フリーランスの社会的地位向上と事業継続性の確保を目指し設立された非営利の一般社団法人です。
その活動の根幹には、フリーランスが享受しにくい「保障」と「福利厚生」を組合員全体で共有し、個々の力を結集して大きな安心を創り出すという理念があります。
組合の最大の目的は、フリーランスが会社員と同等の社会的信用や福利厚生を得られる環境を創出することにあります。
単独では備えることが難しいリスクへの対策や、スケールメリットを活かした各種優待サービスを提供することで、組合員一人ひとりの事業活動を力強く後押しします。
主な事業内容とサポート体制
フリーランス支援組合では、組合員の「守り」と「攻め」の両面を支えるために、幅広い事業を展開しています。
そのサポートは、万が一のトラブルに備える保険制度から、日々の生活を豊かにする福利厚生、さらには事業成長を促進する支援まで多岐にわたります。
主な事業内容は以下の通りです。
- 保険代理事業:フリーランス特有のリスクに対応した賠償責任保険や、病気やケガで働けなくなった際の収入を補償する所得補償制度などを提供します。
- 福利厚生事業:総合福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」と提携し、健康診断の優待、レジャー施設や育児・介護サービスの割引など、140万件以上の豊富なメニューを提供します。
- 専門家相談事業:確定申告や税務に関する税理士への相談、契約トラブルなどに関する法律の専門家への相談といった、専門的なサポートを提供します。
- 事業支援事業:スキルアップのための学習コンテンツや、案件獲得につながるビジネスマッチングの機会を提供し、組合員の事業成長を支援します。
これらのサービスは、組合員専用のポータルサイトや提携先のプラットフォームを通じて提供され、フリーランスの多様な働き方やライフステージに対応した、包括的なサポート体制を構築している点が特徴です。
他のフリーランス向け団体との違い
フリーランスを支援する団体やサービスは数多く存在しますが、フリーランス支援組合は「保障」と「福利厚生」に重点を置いている点で大きな違いがあります。
他のサービスが案件紹介やスキルアップ支援に特化していることが多いのに対し、当組合は事業活動の基盤となるセーフティネットの構築を最優先しています。
他の団体との違いを以下の表に整理しました。
| 比較項目 | 一般社団法人フリーランス支援組合 | 案件紹介エージェント | オンラインサロン・コミュニティ |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 保障・福利厚生の提供、社会的地位向上 | 案件の紹介・マッチング | スキルアップ、情報交換、人脈形成 |
| 賠償責任保険 | 充実したプランを提供 | 一部サービスで付帯するも限定的 | 提供なしが一般的 |
| 福利厚生 | 会社員並みの充実したサービスを提供 | 限定的な提供、または無し | 独自の割引など限定的な場合が多い |
| 対象者 | 職種を問わず幅広いフリーランス | 特定のスキル・職種に特化する傾向 | 特定のテーマやスキルに関心がある層 |
このように、フリーランス支援組合は案件獲得やスキルアップといった「攻め」の支援だけでなく、賠償責任保険や所得補償、充実した福利厚生といった『守り』の側面を総合的に強化できる点が最大の強みです。
特定の職種に縛られず、様々な分野で活動するフリーランスや個人事業主が加入できる間口の広さも、他の専門特化型サービスにはない特徴と言えるでしょう。
一般社団法人フリーランス支援組合に加入するメリット

一般社団法人フリーランス支援組合への加入は、個人で活動するフリーランスや個人事業主にとって、事業運営上の様々な不安を解消し、より安定した環境で活動するための強力な後ろ盾となります。
会社員が享受できるような保障や福利厚生を手に入れ、本業に集中できる体制を整えられるのが最大の魅力です。
ここでは、加入することで得られる具体的なメリットを4つの側面から詳しく解説します。
充実の保険制度で万が一に備える
フリーランスとして活動する上で最も大きな不安の一つが、仕事中のトラブルや、病気・ケガで働けなくなった際の収入減です。
会社員であれば労災保険や傷病手当金といったセーフティネットがありますが、フリーランスにはそれがありません。
フリーランス支援組合は、その穴を埋めるための独自の保険制度を提供しています。
フリーランス賠償責任保険
フリーランス賠償責任保険は、業務遂行中に発生した対人・対物事故や、情報漏洩、著作権侵害、納品物の瑕疵(かし)といったフリーランス特有の事業リスクを包括的にカバーする保険です。
この保険が組合費に含まれ、全組合員に自動付帯される点は大きなメリットと言えるでしょう。
個別に同等の保険に加入する場合と比較して、コストを大幅に抑えることが可能です。
例えば、ITエンジニアが開発したシステムに不具合がありクライアントに損害を与えてしまった、ライターが意図せず他者の著作権を侵害してしまった、デザイナーが納品したデータが原因で印刷ミスが発生した、といったケースで発生する損害賠償金や訴訟費用が補償の対象となります。
安心して業務に打ち込むための、まさに「お守り」のような存在です。
| 補償項目 | 具体例 |
|---|---|
| 業務遂行中の対人・対物事故 | クライアント先で機材を誤って落下させ、床や備品を破損させた。 |
| 情報漏洩 | 管理していた個人情報や機密情報が、サイバー攻撃やPCの紛失により漏洩した。 |
| 著作権侵害 | 制作したコンテンツ(文章、画像、音楽など)が、他者の著作権を侵害していると指摘された。 |
| 納品物の瑕疵 | 納品したプログラムのバグが原因で、クライアントのサービスが停止した。 |
所得補償制度
病気やケガで長期間働けなくなってしまった場合、収入が途絶えることはフリーランスにとって死活問題です。
所得補償制度は、そのような就業不能状態に陥った際に、毎月の生活費を支えるための一定額が給付される制度です。
これは会社員の傷病手当金に代わる、フリーランスのための重要なセーフティネットとなります。
フリーランス支援組合では、組合員が任意で加入できる所得補償プランを用意しています。自身の収入やライフプランに合わせて補償額を選択できるため、無駄なく、かつ効果的にリスクに備えることができます。
公的な保障が手薄なフリーランスだからこそ、こうした民間の制度を積極的に活用することが、安心して事業を継続していくための鍵となります。
会社員並みの福利厚生サービス
「福利厚生は会社員の特権」と思われがちですが、フリーランス支援組合に加入すれば、大企業にも引けを取らない多彩な福利厚生サービスを利用できます。
健康管理からプライベートの充実まで、幅広いサポートを受けることで、心身ともに健康な状態で仕事に取り組むことができます。
健康診断や人間ドックの優待
フリーランスは会社員と違い、定期健康診断を受ける義務がなく、費用も全額自己負担です。
そのため、つい健康管理が後回しになりがちですが、体が資本であるフリーランスにとって、定期的な健康チェックは不可欠です。
組合では、全国の提携医療機関で健康診断や人間ドックを優待価格で受診できるサービスを提供しています。
これにより、健康維持にかかるコストを抑えつつ、病気の早期発見・早期治療につなげることが可能です。
レジャーや育児支援の割引
仕事だけでなく、プライベートの充実も生産性を高める上で重要です。
組合が提携する福利厚生サービス(例:ベネフィット・ステーションなど)を通じて、以下のような多岐にわたる割引・優待が受けられます。
- 国内外の宿泊施設、パッケージツアーの割引
- 映画館、カラオケ、レジャー施設の優待
- フィットネスクラブやスポーツジムの法人会員価格での利用
- 育児・介護サービスの補助や割引
- eラーニングや資格取得講座の割引
これらのサービスを積極的に活用することで、生活コストを削減できるだけでなく、心身のリフレッシュや自己投資にも繋がり、結果としてワークライフバランスの向上に大きく貢献します。
案件獲得やスキルアップの支援
組合の役割は、リスク対策や福利厚生だけにとどまりません。
フリーランスの事業の根幹である「仕事」そのものについても、手厚いサポートが用意されています。
組合が企業と提携し、組合員向けに案件を紹介するサービスはその代表例です。組合が介在することで、支払い遅延などのトラブルリスクが低減された、質の高い案件に出会える可能性が高まります。
また、時代の変化に対応し、市場価値の高いフリーランスであり続けるためには、継続的なスキルアップが欠かせません。
組合では、最新技術やマーケティング手法に関するオンラインセミナーや勉強会を定期的に開催しています。
同じ志を持つ仲間と交流しながら学ぶことで、モチベーションを維持し、新たな知識やスキルを効率的に習得できるでしょう。
税務や法務に関する専門家への相談
確定申告やインボイス制度への対応、クライアントとの契約書チェック、報酬の未払いトラブルなど、フリーランスには税務・法務に関する悩みが尽きません。
これらの問題を一人で抱え込み、本業が疎かになってしまうケースも少なくありません。
フリーランス支援組合では、提携する税理士や弁護士といった専門家に、気軽に相談できる窓口を設けています。
通常であれば高額な相談料がかかる専門家のアドバイスを、無料または組合員優待価格で受けられるのは非常に大きなメリットです。
複雑な手続きやトラブルの初期対応を専門家に任せることで、安心して事業活動に専念できる環境が手に入ります。
一般社団法人フリーランス支援組合のデメリットと注意点

多くのメリットがある一方で、一般社団法人フリーランス支援組合への加入にはいくつかのデメリットや注意すべき点も存在します。
加入してから「思っていたのと違った」と後悔しないためにも、事前にこれらの点をしっかりと把握し、ご自身の状況と照らし合わせて検討することが重要です。
ここでは、具体的なデメリットを3つの観点から詳しく解説します。
年会費という固定費が発生する
フリーランス支援組合に加入するためには、年会費が必要です。
これは、提供される各種サービスを利用するための対価であり、事業を継続していく上で避けられない固定費となります。
特に、まだ収入が安定していない駆け出しのフリーランスや個人事業主にとっては、この固定費が負担に感じられる可能性があります。
| 費用項目 | 金額(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 年会費 | 12,000円 | 月額換算で1,000円に相当します。 |
| 入会金 | 0円 | 加入時の初期費用はかかりません。 |
月額1,000円という金額は一見すると少額に思えるかもしれません。
しかし、年会費12,000円は、提供されるサービスを十分に活用できなければ、単なるコスト増につながってしまいます。
例えば、すでに個人で同等の保険に加入していたり、福利厚生サービスを利用する機会がほとんどなかったりする場合、年会費分のメリットを享受できない可能性があります。
ご自身の事業収入やライフスタイルを考慮し、この固定費を支払う価値があるかどうかを慎重に判断しましょう。
サービスを使いこなせない可能性
フリーランス支援組合は、賠償責任保険や福利厚生、専門家への相談など、多岐にわたるサービスを提供しています。
しかし、これらの豊富なサービスが、すべての人にとって必要とは限りません。
自分の状況によっては、多くのサービスが「宝の持ち腐れ」になってしまう可能性があります。
以下のようなケースでは、サービスを十分に活用できないかもしれません。
- すでに手厚い保険に加入済み:個人で賠償責任保険や所得補償保険に加入している場合、組合の保険制度のメリットは薄れます。
- 福利厚生を使わないライフスタイル:レジャー施設の割引や育児支援などを利用する機会が少ない方にとっては、福利厚生サービスの価値を感じにくいでしょう。
- 専門家への相談が不要:すでに顧問税理士や弁護士がいる方や、税務・法務に関する悩みが特にない方にとっては、相談サービスは不要かもしれません。
- 健康診断を別で受けている:勤務先や自治体の制度で健康診断や人間ドックを受けている場合、優待サービスの必要性は低くなります。
加入前に、組合が提供するサービス一覧とご自身のニーズを一つひとつ照らし合わせ、年会費以上の価値を得られるか具体的にシミュレーションしてみることが極めて重要です。
自分にとって本当に必要なサービスは何かを見極め、年会費を支払うだけのメリットがあるかを冷静に評価しましょう。
案件紹介の質と量には個人差がある
フリーランス支援組合では、スキルアップ支援の一環として案件情報の提供も行っています。
しかし、これはあくまで「支援」であり、フリーランスエージェントのように案件獲得を主目的としたサービスではありません。
そのため、「組合に加入すれば自動的に仕事がもらえる」と期待していると、失望する可能性があります。
案件紹介には、以下のような注意点があります。
- スキルや経験への依存:紹介される案件は、当然ながら個人のスキル、実績、経験に大きく左右されます。特に専門性が高い分野や実績が豊富なフリーランスでなければ、希望に合う案件に出会える機会は限られるかもしれません。
- 案件の量と種類の偏り:組合が保有する案件の量や種類には限りがあり、時期やタイミングによって変動します。また、ITエンジニアやWebデザイナーといった特定の職種に案件が偏る傾向も見られます。
- 保証ではない:組合への加入が、案件の獲得や収入の安定を保証するものではないという点を理解しておく必要があります。案件獲得は、あくまで自分自身の営業努力やスキルが基本となります。
組合の案件紹介は、メインの収入源として頼るのではなく、自身の営業活動を補完する「選択肢の一つ」として捉えるのが現実的です。
案件獲得を最優先に考えている場合は、組合への加入と並行して、専門のフリーランスエージェントに複数登録するなどの対策を講じることを強くお勧めします。
一般社団法人フリーランス支援組合のリアルな評判と口コミ

一般社団法人フリーランス支援組合への加入を検討する上で、最も気になるのが実際の利用者からの評判や口コミではないでしょうか。
公式ウェブサイトだけではわからない、リアルな声を知ることは、自分に合ったサービスかどうかを判断するための重要な材料となります。
ここでは、X(旧Twitter)などのSNSで見られるポジティブな意見から、ネット掲示板などで語られるネガティブな意見まで、多角的に評判を収集し、詳しく解説します。
X(旧Twitter)に見られる良い評判
X(旧Twitter)をはじめとするSNSでは、一般社団法人フリーランス支援組合のサービスを実際に活用しているフリーランスや個人事業主からのポジティブな声が数多く見られます。
特に、保険制度の充実度や福利厚生の手厚さが高く評価されているようです。
保険・補償制度に対する安心感
フリーランスが最も不安を感じる「万が一」への備えについて、組合の保険制度が大きな安心材料になっているという口コミが目立ちます。
具体的には、フリーランス賠償責任保険や所得補償制度に関するものが多くありました。
個人で同等の保険に加入するよりも割安で手厚い補償が受けられる点が、多くのフリーランスにとって決定的なメリットとなっているようです。
「情報漏洩や納品物の瑕疵といった業務上のリスクに備えられるのは心強い」「病気やケガで働けなくなった時の収入減をカバーできる所得補償があるだけで、精神的な負担が大きく違う」といった声が寄せられています。
福利厚生サービスへの満足度
会社員から独立したフリーランスが失いがちな「福利厚生」を享受できる点も、高い評価を受けています。
特に人気なのが、健康診断や人間ドックの優待制度です。
「毎年、組合の優待を使ってお得に人間ドックを受けている」「健康管理はフリーランスの資本なので、割引で受診できるのはありがたい」など、自己管理が重要なフリーランスにとって、健康維持をサポートする制度は非常に魅力的に映っています。
また、レジャー施設や映画館、育児・介護サービスの割引など、プライベートを充実させるための福利厚生が、仕事へのモチベーションにも繋がっているという意見も見られました。
サポート体制と信頼性
組合の運営に対する信頼性や、問い合わせ時のサポート対応に関する良い評判も見受けられます。
「一般社団法人という非営利の形態なので、安心して加入できる」「不明点を問い合わせた際に、丁寧かつ迅速に対応してもらえた」など、営利目的の民間企業とは異なる安心感や、きめ細やかなサポート体制が評価されています。
| カテゴリ | 具体的な評判・口コミの例 |
|---|---|
| 保険・補償制度 | 賠償責任保険があるおかげで、安心してクライアントワークに集中できる。/所得補償制度に加入したことで、不測の事態への不安が軽減された。 |
| 福利厚生サービス | フリーランスでも会社員並みの福利厚生が使えるのが嬉しい。/家族で旅行に行く際に、宿泊施設の割引を利用してお得になった。 |
| 信頼性とサポート | 手続きで不明な点があったが、事務局の対応が親切でスムーズに解決した。/非営利の一般社団法人という点が、加入の決め手になった。 |
ネット掲示板などに見られる悪い評判
一方で、ネット掲示板や口コミサイトでは、いくつかの懸念点やネガティブな意見も見られます。
これらは、加入を検討する上で必ず確認しておきたい注意点と言えるでしょう。
年会費とコストパフォーマンス
最も多く見られるのが、年会費という固定費に関する意見です。「サービスをあまり利用しない月でも会費は発生するため、割高に感じる」「自分の活動スタイルでは、年会費分の元を取れているか疑問」といった声が挙がっています。
特に、独立したばかりで収入が不安定な時期のフリーランスにとっては、年会費が負担になるケースもあるようです。
提供されている保険や福利厚生サービスをどれだけ自分が必要とし、活用できるかを事前にシミュレーションしなければ、コストパフォーマンスが悪いと感じてしまう可能性があります。
サービスの利用頻度と地域差
「福利厚生サービスを使おうと思ったが、対象施設が都市部に集中しており、地方在住の自分はあまり恩恵を受けられなかった」というように、居住地域によるサービスの利用しやすさの差を指摘する声もあります。
また、「加入したものの、結局どのサービスも使わずに1年が過ぎてしまった」という口コミも見られます。
これは、組合のサービスが自身のライフスタイルや働き方にマッチしていなかった場合に起こりがちです。
自分にとって本当に必要なサービスがあるのか、加入前に具体的に確認することが重要です。
案件紹介への期待とのギャップ
組合の事業内容には案件獲得の支援も含まれていますが、この点について「期待していたほどの案件紹介はなかった」「紹介される案件の単価や内容が希望と合わなかった」という意見も見られます。
組合の案件紹介は、あくまで数あるサポートの一つです。組合に加入すれば自動的に仕事が豊富に得られる、と過度な期待をすると、ギャップを感じてしまうかもしれません。
案件獲得を主目的とするのではなく、保険や福利厚生といった基盤を固めるためのサービスと捉える方が、満足度は高くなるでしょう。
| カテゴリ | 具体的な懸念点・口コミの例 |
|---|---|
| 年会費 | 収入が少ない時期には、年会費の支払いが負担に感じた。/サービスを使いこなせず、結果的に年会費が割高になってしまった。 |
| サービスの活用度 | 地方在住のため、利用できる福利厚生施設が限られている。/多忙で、結局どのサービスも利用する機会がなかった。 |
| 案件紹介 | 案件紹介サービスに期待したが、自分のスキルに合うものは少なかった。/紹介の頻度はあまり高くない印象。 |
一般社団法人フリーランス支援組合への加入方法と手続きの流れ

一般社団法人フリーランス支援組合への加入を検討している方に向けて、具体的な手続きの流れを分かりやすく解説します。
加入資格から申し込み手順、そして加入後の流れや退会方法まで、事前に知っておくべき情報を網羅しました。スムーズな手続きのために、ぜひ参考にしてください。
加入資格と対象となる職種
一般社団法人フリーランス支援組合に加入するためには、いくつかの基本的な条件を満たす必要があります。
ご自身が対象となるか、まずは以下の資格と職種の例を確認しましょう。
加入資格の最も重要なポイントは、日本国内に在住し、フリーランス(個人事業主)または一人社長などの法人として事業を営んでいることです。
屋号の有無や法人設立の有無に関わらず、独立して自身のスキルや専門知識を提供し、生計を立てている方が対象となります。
対象となる職種は非常に幅広く、特定の分野に限定されていません。
以下に代表的な職種の例を挙げますが、これら以外でもフリーランスとして活動していれば加入は可能です。
- IT・Web系: ITエンジニア、プログラマー、Webデザイナー、Webディレクター、UI/UXデザイナー、インフラエンジニア、コーダーなど
- クリエイティブ系: イラストレーター、グラフィックデザイナー、映像クリエイター、カメラマン、編集者、ライター、コピーライターなど
- コンサルティング・士業系: 経営コンサルタント、マーケティングコンサルタント、中小企業診断士、行政書士、社会保険労務士など
- 教育・語学系: オンライン講師、家庭教師、日本語教師、翻訳家、通訳者など
- その他: イベントプランナー、司会者、カウンセラー、トレーナー、各種セラピストなど
加入にあたっては、事業の実態を確認するための簡単な審査が行われますが、基本的には上記に該当する幅広いフリーランスの方が組合員として認められています。
公式サイトからの申し込み手順
加入の申し込みは、すべて公式サイトからオンラインで完結するため、時間や場所を選ばずに手続きを進めることが可能です。
申し込みから加入完了までの大まかな流れは以下の通りです。
| ステップ | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| STEP 1 | 公式サイトの申し込みフォームへアクセス | PCまたはスマートフォンから手続き可能です。 |
| STEP 2 | 必要事項の入力 | 氏名、住所、連絡先、事業内容(職種)などを入力します。 |
| STEP 3 | 規約の確認と同意 | 組合の規約やプライバシーポリシーなどをよく読み、同意します。 |
| STEP 4 | 年会費の決済 | クレジットカードまたは銀行振込で所定の年会費を支払います。 |
| STEP 5 | 審査・加入完了 | 組合による簡単な審査後、承認されると加入手続きが完了します。 |
申し込みフォームでは、本人確認情報に加えて、ご自身の事業内容を具体的に入力する項目があります。
どのような事業を行っているかを簡潔に記載しましょう。決済が完了し、組合側の審査で特に問題がなければ、通常は数営業日以内に加入完了の通知がメールで届きます。
申し込みから決済、加入完了まで、すべてオンラインでスピーディに完結するのが大きな特徴です。
加入後の流れと退会方法
無事に加入が承認された後の流れと、万が一退会する場合の手続きについて解説します。
サービスを最大限に活用するため、また不要なトラブルを避けるために、あらかじめ確認しておきましょう。
加入後の流れ
加入が完了すると、組合員専用のポータルサイト(マイページ)にログインするためのIDとパスワードが発行されます。
このマイページが、今後の組合活動の中心となります。
- 加入完了通知の受領: 登録したメールアドレスに加入承認とマイページへの案内が届きます。
- マイページへのログイン: 案内に従ってマイページへログインし、登録情報に誤りがないか確認します。
- 各種サービスの利用開始: マイページから、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の利用登録や、賠償責任保険・所得補償制度の詳細確認、各種優待の申し込みなどが可能になります。
- 組合員証の確認: デジタル組合員証がマイページ上で発行され、必要に応じて提示できます。
組合からの重要なお知らせやサービスの更新情報などもマイページやメールで案内されるため、定期的に確認することをおすすめします。
退会方法と注意点
組合を退会したい場合は、所定の手続きを行うことでいつでも可能です。
退会手続きは、組合員専用のマイページから申請するか、組合の事務局へメール等で連絡することで行います。
ただし、退会に際しては以下の重要な注意点があります。
- 年会費の返金: 一度支払われた年会費は、年度の途中で退会した場合でも原則として返金されません。サービスの利用状況に関わらず返金はないため、加入は慎重に検討しましょう。
- サービスの利用停止: 退会手続きが完了した時点で、フリーランス賠償責任保険や所得補償制度、福利厚生サービスなど、組合を通じて提供されるすべてのサービスが利用できなくなります。特に保険が失効するタイミングには十分注意が必要です。
- 自動更新について: 年会費の支払いは年度ごとの自動更新となる場合があります。退会を希望する場合は、次年度の更新時期が来る前に手続きを完了させるようにしましょう。
加入も退会も手続き自体はシンプルですが、特に金銭面や保険の失効といったデメリットを正しく理解した上で判断することが大切です。
まとめ
本記事では、一般社団法人フリーランス支援組合の概要から、メリット・デメリット、実際の評判までを網羅的に解説しました。
結論として、この組合はフリーランス賠償責任保険や所得補償制度、会社員並みの福利厚生といった「守り」のサポートを重視する方に大きなメリットがあります。
一方で、年会費というコストが発生するため、提供されるサービスを自分がどれだけ活用できるかを見極めることが重要です。
この記事で紹介した内容を参考に、ご自身の働き方や求めるサポートと照らし合わせ、加入を検討してみてください。
